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神代文字_5

インドには五十音図があって、それが日本の五十音図とほぼ同じだ。
神道はヒンズー教と同根だと思っているが、五十音図も同様だろう。

神代文字_2 に書いた。


だから漢字以前にインド系文字があっても不思議はないと思っている。
というより積極的にあったはずだと思っている。



思っているのだけれどなんか胡散臭い。



Wikipediaの「神代文字」に5つの「神代文字存在説への批判」があったので反論してみる。


1. 古人の証言
『隋書』(636年)に「卷八十一 列傳第四十六 東夷 俀國(倭国)」に、「無文字 唯刻木結繩 敬佛法 於百濟求得佛經 始有文字」とあり、隋の使節も仏教伝来以前の倭人には文字がなかったと認識していたことがわかるという主張。
(以下略)

文字=漢字と捉えているならば他の文字を使っていても「無文字」といういことになる。
実際「唯刻木結繩」なのだから楔形文字のような文字やキープで記録はあったと明示している。



2. 字母数の問題(50音で紹介された表音文字について)
橋本進吉が『万葉集』等の万葉仮名で記された奈良時代の文献の表記を研究した結果、上代特殊仮名遣と呼ばれる特殊な仮名遣を(再)発見した。この説によると、奈良時代には濁音節を含めて88音節存在した事になる。しかし『神字日文伝』に掲載されている神代文字の例には、字母数が50音であったり、平安時代に作られたいろは歌や五十音図順で掲載されたりするものがあり、これは神代文字が平安時代以降に創作されたためではないかとする。


私は上代特殊仮名遣を否定しているので話にならない。



3. 漢字の輸入・仮名を創作する必然
日本に独自の文字が存在したならば、漢字を輸入し仮名を創作する必要はないとする主張。もともと漢字は中国語を表記するための文字であり、日本語の表記に適切ではなく、輸入当初は万葉仮名などの表記法をとらざるをえなかったとし、神代文字が存在したなら、数百年におよぶ漢字導入の苦労[13]は必要がなく、神代文字が存在する中で漢字をあえて導入するとしても新たに仮名を作る必要はなく、神代文字・漢字混じり文となったはずであるというもの。


これは同意。
とはいえ 神代文字_3 に書いたように近年アラビア文字からアルファベットに変わった国が複数あり、日本でも明治期に漢字を廃止してローマ字表記を推進する運動があったのも事実だ。



4. 出土品
考古学の進歩により、古い時代の遺跡や古墳などから文字の書かれた土器・金属器・木簡などが発見されているが、これらの中にも神代文字を記したものは発見されていない。


これも同意。というか致命的かもしれない。
銅鐸や銅矛がたくさん出土しているのだから明らかに神代文字と認められる文字がないのはおかしい。




5. ハングルとの類似点(阿比留文字について)
神代文字にはハングルと類似したもの(阿比留文字。また日文(ひふみ)とも。対馬の豪族・阿比留氏が関係するとされる)も存在する。
(以下略)

この際15世紀に公布されたハングルは関係ない。



以上、Wikipediaの「神代文字存在説への批判に対する反論」とやや違う反論を試みたけれど、あって不思議ではない神代文字があやふやなままでモヤモヤする。



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