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中国の寺に奥の院を見つけた

インドネシアのヒンズー教寺院には日本と同じような奥の院がある。
【インドネシア 08-b】チュト寺院
【インドネシア 19】バリ島ウブド ブサキ寺院



中国の寺にも奥の院があるかどうか気になっていた。
中国の奥の院


見つからないだけでは無いとは言えない。
中国北部の仏教寺院(西域経由・北魏様式)には奥の院がなくても南部(海上経由・南朝仏教)にはあるかもしれない。
長江流域には南回りの海洋族がいたと思っているからだ。


2007年に上海周辺を旅した。
天台山の雰囲気は上海や杭州、寧波より日本と似ていると感じた。
仏教の来た道



今あらためてガイドブック「中国の歴史散歩3」(山川出版社)を見たら奥の院とは書いてないが奥の院に相当する寺があった。
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智者大師塔院 天台県の北7.5kmの金地嶺上にある。真覚寺また塔頭寺という。伽藍の中間に高さ7m、重檐(じゅうえん)2層で六角形の平面をもつ石塔があり、その下に天台宗の開祖智者大師の遺骨が葬られている。(P168)
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智者塔院は国清寺(天台寺)の北にあるので奥の院と思えるけれど日本やインドネシアの奥の院より距離があるしGoogle Mapの地形図で見ると山を隔てている。なにより立派な寺院であって祠のような奥の院ではない。
というわけでまだ若干モヤモヤは残るけれど中国にも奥の院はある、とわかった。

天台山地形図



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2007年3月1日〜14日
上海〜杭州〜寧波〜天台〜南京を回った。

写真とメモを見ていろいろ思い出した。
中国は広くて見るものが多いのにいつも時間がなくて残念だ。


3月8日
朝7時、寧波からバスで天台山へ。
直行バスがあったはずなのに奉化と寧海で乗り換えたので天台山に着いたのは午後2時半になってしまった。
天台山駅からタクシーで国清寺へ。ホテルを見つけて荷物を置いてから国清寺を見る。

RIMG0139s.jpg RIMG0158s.jpg

RIMG0205s.jpg RIMG0161S.jpg
国清寺。12年前だから今は様子が違うと思う。
建物の雰囲気は日本と違うけれど彫刻は同じだと思った。





3月9日
智者塔院と高明寺はバスがないのでタクシーをチャーターする。
昼前に天台山駅に戻り南京への直行バスに乗る。

RIMG0248s.jpg RIMG0251s.jpg
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智者塔院
門前町があると思っていたが周りになにもない寺だった。
お坊さんが話しかけてきた。インドと中国と日本は仏教を通じて仲良くするのだと。

RIMG0277s.jpg RIMG0280s.jpg
RIMG0284s.jpg RIMG0291s.jpg
高明寺
智者塔院から高明寺が見えた。段々畑が目に優しい。
タクシーを待たせておかないで歩いて行きたかった。
今は蓮の台座が出来ただろうか。



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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

奥の院
おくのいん

寺院または神社の奥にあって、ゆかりの深い秘仏もしくは祖師開山を安置する場所、あるいは堂舎のこと。寺院などのなかでもっとも神聖な区域とされ、本堂から離れた後方の山上や岩窟(がんくつ)内に設けられて、有事の際に備えかつ参拝者の信仰を深くさせる。京都の牛尾(うしのお)山厳法寺(ごんぽうじ)を清水寺(きよみずでら)の奥の院、和歌山県高野山(こうやさん)の弘法大師廟(びょう)を高野山の奥の院と称する。ほかに當麻寺(たいまでら)、唐招提寺(とうしょうだいじ)の奥の院、長野県の戸隠(とがくし)神社の奥社が有名である。[松本史朗]



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