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弥生時代の人口(3)学会について

通りすがりさんから大変示唆に富んだコメントをいただきました。


コメント欄だけではもったいないのでコメントアドレスとともに

ここに返信させていただきます。


コメントアドレス

http://zaru3386.blog.fc2.com/blog-entry-6.html#comment102



以下返信


ご紹介のサイトは弊ブログ「縄文の住居と人口」でも取り上げています。

http://zaru3386.blog.fc2.com/blog-entry-342.html


縄文の住居について今は若干考えが違いますがそれはおいておいて。



今回は縄文の人口について。

おっしゃる通りこのグラフは「大量渡来説」の根拠に使われています。

というより「大量渡来説」のために作られた可能性もあると思っています。


アカデミックを貶すのは失礼ですし、怪しげな陰謀論のように思われるかもしれませんが我慢して読んで下さい。



今回、通りすがりさんの計算によって、妥当な「人口増加率」を当てはめると「邪馬台国の時代は380万人」となり、アカデミックの59万人がいかに不当なものか明確になったと思います。



そしてこのグラフを作った鬼頭宏氏について。

鬼頭氏は「人口から読む日本の歴史」(講談社学術文庫 2000年5月10日1版発行)を書いています。


わたしは2005年13版の同書を見たのですが

序章の最初に「日本列島には60万年前から人が住んで・・・」とありました。


神の手で有名な「旧石器捏造事件」発覚は2000年11月5日です。


藤村説を取り入れてしまったことは第1版については仕方ありません。

しかし2005年発行の書籍に訂正がありません。「注」もありません。


同じ講談社の岡村道雄著「縄文の生活誌」は絶版・回収されたのに、です。



著者である鬼頭氏の承諾なしに2005年に出版できるはずがありません。

鬼頭氏は捏造に荷担している人物だと思います。

少なくとも学者としての資質に欠ける人物だと思います。


このグラフを書いたのはそういう人であり、学会はそういう人を容認しています。

「旧石器捏造事件」も学者は誰一人責任を負いませんでした。



以上です。

言語・風習に関しては書かなくてもいいことを書いてしまいましたが、遺伝子データが増えれば増えるほど中国朝鮮半島からの渡来説は薄れることと信じています。



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[C106]

2008年に九州大学の中橋孝博(2001年にNHKスペシャル「日本人はるかな旅」に参画)、飯塚勝の両氏が「北部九州の縄文~弥生移行に関する人類学的考察(2)」という論文を著しています。
www.jstage.jst.go.jp/article/asj/116/2/116_2_131/_pdf

この中で、下記の文章を見ることができます。
「例えば,第1集団(引用者註:縄文以来の土着集団のこと)の人口増加率が年率0.3%,第2集団(引用者註:渡来人を中心に形成された混合集団のこと)の増加率が1%だと,弥生時代開始期から中期までの200年間に渡来系弥生人が全体の80%の人口比を占めるようになるには,最初に当地の人口の49.9%に達する「渡来系弥生人」が存在しなければならないが(中略),時代幅を600年とすると5.8%,最大の800年とするとわずか1.5%で十分だということを示している」

この引用文は随所に突っ込み所満載ですが、とりわけいろいろ出てくる人口増加率の値の中で、特に「わずか1.5%」という部分が、どういった性格の数値であるか、著者らは検討したのだろうかと思いました。
なぜなら、明治から約100年の1966年に1億人突破した時でさえ平均1.2%でしかなく、「1.5%」という値は、わずかどころか、とんでもない高率であるからです。
それを仮にも前身が旧帝国大学である九大の教授にして、「わずか1.5%」と書いてしまえる感覚が逆にすごいと暗澹たる思いになります。
この学会には論文の査読とか相互批判とか競争というものはないのでしょうか。もしなければ、必ず腐れると思います。

理系の世界で耳に新しいところでは、STAP細胞論文にまつわる問題がありました。
この件では追試で再現されず、論理破たんや矛盾が指摘され、当該の研究者は現場を去り、さらには自殺者を出すまでになりました。
それ程の厳しい批判があったわけですが、翻って歴史学会の現状たるや、現場の最新の発見や遺伝情報の知見が顧みられず、イデオロギーに染まった師の轍を踏むことが最上であるかのようにさえ感じます。
  • 2018-04-13 19:38
  • 通りすがり
  • URL
  • 編集

[C107]

通りすがり様

>この学会には論文の査読とか相互批判とか競争というものはないのでしょうか。


邪馬台国の人口は35万人です。
邪馬台国畿内説では畿内以西が邪馬台国の版図になりますから日本全土の人口59万人は妥当です。


日本の学者は殆どが畿内説ですから(アマチュアは半分が畿内説)、通りすがりさんの380万人では畿内説が成り立たないのでダメなのです。私の600万人説など論外です。


とはいえ、実際、どう考えても59万人はないわけです。
日本の学者は全員洗脳されているのでしょうか。
私が何か勘違いしているのでしょうか。


もう10年以上前になりますが、ある日本史掲示板に参加していました。
あるきっかけでオフに何度か参加させていただきました。

参加者の半分は畿内説者で、みなさんすごい博識で誠実でした。
「論文の査読とか相互批判」も出来る方ばかりでした。
それなのに・・・全くわけの分からない世の中です。



ご紹介のPDFは、どうにも読む気になれません。
都合の悪い事実は無視する学者がたくさんいるのを知っているからです。
http://zaru3386.blog.fc2.com/blog-entry-27.html
  • 2018-04-14 06:41
  • ざる
  • URL
  • 編集

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