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【書籍】古代のアメリカ - 2

図説 世界文化地理大百科
古代のアメリカ
寺田和夫 監訳 朝倉書店


第2部 最初のアメリカ人

■居住のはじまり(要旨)

最終氷期にベーリング海が陸地になった時、ユーラシア大陸からアラスカに歩いて移民してきたと考えられる。
しかしオーストラリアでは氷河時代も大陸と陸つづきでなかったがアボリジニの祖先は舟で海をわたっている。

クローヴィス文化は紀元前1万年ごろはじまりアメリカ大陸全体に分布している。
アラスカ最古の石器はアジア型の細石刃だが、クローヴィス型石器より古くない。
つまり、クローヴィス文化はアラスカ経由ではない

さらにメキシコやペルーからはクローヴィス文化以前の遺跡が見つかっている。

アメリカ・インディアンの祖先がいつアメリカ大陸にわたってきたかはっきりしない。
ベーリング陸橋は重要な役割を果たしたようだが、最古の移住者は舟で大陸の太平洋沿岸部に直接やってきたのかもしれない。それは2万年以上前だったと推定できる。
紀元前9000年には南アメリカ最南端に達していた。


西部の平原地方でクローヴィス文化からフォルサム文化へと発達した。
東部のクローヴィス文化とフォルサム文化は平行して存続した。



後期石期の石器は、アジアの後期旧石器時代の石器を起源とし、およそ14000年前に新大陸に渡ってきた。南に伝わったのは前7000年ごろ、氷期が終わってからだった。なので、中期石期の担い手(クローヴィス・フォルサム文化)とは関係がない。

後期石期には3つの系統があり、シベリアのレナ川流域、日本からカムチャッカ半島、アラスカ北西部である。

後期石期は内容からいえば完全にアジア的であり、ユーラシア大陸において後期旧石器時代に発達した、かなり特殊化した狩猟採集経済と石刃伝統から派生している。アメリカ・インディアンの文化や起源とは関係がなかったようだ。むしろ、ずっと後の漁労、アザラシとクジラの猟あるいはカリブー猟などを行うエスキモー(犬居との豊かな生活や、その近縁集団であり、それ以上に海産資源に大きく依存するアリュートの生活の先行携帯であったと考えられる。(P34)



 ※ ※ ※ ※ ※


前期石器時代・・・北アメリカよりメソアメリカ・南アメリカが先行
中期石器時代・・・クローヴィス・フォルサム文化など
後期石器時代・・・前期・中期とは断絶したアジア的文化

ということか?
しかし南北アメリカ全土の前期・中期インディアンが全滅したとは考えられない。

第一、前期・中期もアジア的だろう?
いや、アジアというよりずっと環太平洋の一員だろう?




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