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そもそも人種とは何か

「人種」という概念は西洋人が奴隷貿易をするために出来たのだという。
人種@Wikipedia

のっけからずっこけた。
いや、でも。たしかに。

白人・黒人・黄色人という区別はインド人やアラブ人が白人だと言い出した時点で無理がある。

コーカソイド・ネグロイド・モンゴロイド・オーストラロイド・カポイドという区別も、コーカソイドの最初の定義が「ノアの箱舟で、コーカサス地方に辿り着いた人々の子孫で、善である白い人」人種@Wikipedia)だと知るとうんざりする。


遺伝子による分類も系統樹が時間の経過とともに枝分かれしているだけでなく、実際は多くが移動して交わっているのだから難しい。
被験者の数や抽出方法も均質ではない。
DNA分析による分類例@Wikipedia



そもそも西洋人はラベル貼りが好きだ。いや分類学。
近代科学の発達は西洋人による分類学の賜物だろう。



分類学は「一寸の虫にも五分の魂」という日本の言葉や
オランウータンがマレー語の「森の人」であるのとは真逆の学問だ。


「近代科学の発達は西洋人による分類学の賜物」と書いた。
西洋の神様は無慈悲だ。


西洋による数百年に渡る他民族・他文化破壊は凄まじい。
イスラムに勝つとイスラムが商売していたアフリカと東南アジアを植民地化し
南北アメリカ、オーストラリアの原住民を虐殺した。
 →インディアスの破壊についての簡潔な報告

近代科学による自然破壊も凄まじい。



近代科学の限界は、根本の分類学がコーカソイドの定義にみるように恣意的なものにならざるを得ないことによるのではないかと思い始めている。


興味深い動画を見た。


https://youtu.be/J1QAd3T8OHY?t=4m30s

以下、文化人類学者の河野本道さんによる解説の要旨
4m30s〜8m23s
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第二次世界大戦でドイツが人種主義をとり、
アーリア人は優秀なのだといってユダヤ人を差別した
それに人類学者が関わってしまった

戦後、学者はその反省から人種を定義しようとした

しかし、人種とか民族とか
文化人類学というのはいいかげんなものだ

人種は遺伝的に決まるので遺伝子の枠を作って人種を分けるのだが
その枠は学者が便宜上設定した仮の枠でしかない


民族の概念はもっといいかげんだ

中近東では民族を宗教で分ける
しかしアジアでは言語で分けている
生活様式で分けることもできるし
社会集団を民族ということもある

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ベートーベン黒人説




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