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明治以降の日本

前回
「天皇家の支配は世界史的に見れば非常に穏やかだ。
 天皇家の後の藤原氏も平家も源氏も徳川将軍も残虐な支配はしなかった。」

と書いた。
何度も言うが私は明治政府が嫌いだ。
 →明治政府に正義はあるか

実際、日本の長い歴史の中で明治以降の日本は最も過酷な時代ではなかっただろうか。
その極めつけが昨今の民主党政権だったのだが。


明治政府は日本の伝統を強引に掻き回した。
具体的には身分制度をなくし廃仏毀釈し日本語を変えた。


江戸時代の「身分」は流動的ではあったけれど、だいたい生まれた環境の中で過ごした。
農家に生まれるか武家に生まれるかは日本人として生まれるか否かと同じ運命だった。
明治以降、武家言葉と下町言葉の垣根が外れ「お父さんお母さん」という造語や文法に未来形が作られりした。



明治政府を悪者にするのはおかしい。
ペリー来航で分かるように時代が鎖国政策を許さなかったのだ、と言われるかもしれない。

確かに明治維新がなく江戸幕府が続いたとしても、西洋の流入を防げたとは思えない。
最終的には戦争になり同じように大敗するしかなかっただろうとも思う。


しかし日清日露は明治政府が頑張ったから勝てたのではない。
江戸時代の蓄えがあったから勝てた。


明治から大正昭和と進み江戸の蓄えも枯渇し、第二次大戦で230万人の兵士と80万人の民間人が死に、戦後は敗戦国として富を奪われ続けている。


尊皇攘夷を謳い幕府を倒して一転「文明開化」などと言い出した明治政府より、江戸幕府が西洋と戦ったほうが理に適っている。明治政府に正義はない。


「もし」は通用しないが第二次大戦のような悲惨な戦争は縄文から続く日本列島になかった。
例外として青谷上寺地遺跡があるが、あそこは日本海側にある。
 →【拉致問題】後漢書鮮卑伝 3



大航海時代以降、西洋は世界中に進出し、フィリピンはスペインの、インドネシアや台湾はオランダの植民地になった。
その西洋を鎖国によって門前払いしたのが江戸幕府だ。

明治時代に鎖国を解いて以降も第二次大戦前まではなんとか独立を保っていたのだが、戦争に負けて70年以上、武力を制限され、政治も教育も他国の干渉を受け、富は世界中にばら撒かれた。

それでも崩壊しない日本という国は、本当に凄いと思う。

そうではなくて今回書きたかったのは、日本の長い歴史の中で明治大正昭和は暗い時代だったのではないかということなのだが、うまくまとめられない。




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