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敬語のある社会

以前は敬語と儒教はリンクしていると思っていました。
儒教が敬語を発達させたと思っていたのです。

しかし違いました。
いちばん複雑な敬語を持つインドネシアには儒教がなく
儒教の生まれた中国には敬語がありません。


日本は中国から文化文明をとりいれたといわれているのに
中国に敬語がなく、日本には敬語があります。

戦後の日本は敬語不要論があったりして、文部省は敬語教育に消極的でした。
それでも敬語は無くなりそうにありません。

学校で教えなくても敬語は日本社会に必要不可欠なので
「ファミレス敬語」「コンビニ敬語」が生まれました。

また、高校生でもスポーツで優勝するとインタビューで
「皆さんのおかげです。ありがとうございました。」などと言います。
そう言うと据わりがいいような、そういう社会だからこそ、敬語があるのだと思います。



さて敬語は日本とインドネシアだけでなく、
東南アジアを含む環太平洋の言語にあります。

キラキラ・ピカピカのような繰り返し語も同じ地域に濃くあります。

言語だけでなく入れ墨、抜歯、若者宿、陸稲、イモ栽培、支石墓・・・
環太平洋の国々は文化の基層が同じだと思います。

実際、東南アジアの国々に行くと日本に似ていて驚くことが多いです。



敬語は社会の潤滑油です。

敬語がある限り、日本の社会は大丈夫だと思っています。
敬語を話すことが敬意や謙譲の心を育てるからです。

食事の前に「いただきます」と言う社会です。

そういえばバイリンガルの方が
「日本語を使うときは優しい気持ちになれる」と書いていました。



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