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日本語はクレオールそのもの

台湾や朝鮮半島には近代まで複数の言語があった。
日本はどうだろう。


■日本の言語
幕末の志士は方言が通じず筆談したり謡曲を使ったという。

幕末に限らず、私が若い頃旅した四国や沖縄で方言を使われると理解できなかった。
知人は北陸や愛知の方言がわからなかったと言っていた。

通じない言葉は違う言語といえるのではないか。
西欧の諸言語は日本の方言差と変わらない、様なことも聞く。



■日本と台湾の違い
通じないほどに日本の方言は多様だが、文法や語彙は共通している。
一方、台湾原住民の言語には違う系統の言語があるという。
朝鮮半島の言葉については知らない。



■日本列島の最初の言語
現在、人口1000万以上の国で一国一言語なのは日本と韓国だけだという。

かなり特異な状態といえる。

何時から日本人は日本語を使っているのだろうか。

現在のオーストラリアやニューギニアにそれぞれ数百の言語があるように、縄文時代や弥生時代の日本列島にもたくさんの言語がモザイク状にあったと考えている。


重要なのは縄文時代の日本列島で翡翠や黒曜石の交易が広く行われていたことだ。

そして交易が行われた地域に「ピジンとしての日本語」が成立したと考えている。

最初は交易に携わる人の用が足りる程度、塩とか翡翠とか黒曜石とかけつ状耳飾などの商品名と、数字。
あとは身振り手振りでもなんとかなる程度のところから始まって、数千年の時を経て出来た言語が日本語だと思う。

最初の日本語である「ピジン日本語」は縄文時代の交易圏で使われたのだから、ウラジオストックや朝鮮半島、東南アジアにかけて通用した広域言語だったと思う。



■大和朝廷と日本語
大和朝廷の成立によって「ピジン日本語」は大きく変化した。

大和朝廷による戸籍調査や国分寺・国分尼寺建立による文化の統一とともに「ピジン日本語」は日本列島内で発展し「クレオール日本語」になり、地域語(方言)と共存しながら、明治時代を経て、ついに母語となったのではないだろうか。

一方、大和朝廷の支配の及ばないウラジオストックや東南アジアでは「ピジン日本語」は廃れた。

こう考えると日本語はクレオール的というより、クレオールそのものだ。



日本武尊が活躍した頃の日本列島は、仏教や神道という新しい哲学、風土記編纂、万葉仮名など、地方にまで大和言葉が浸透する強い流れがあったのだと思う。

その頃書かれた日本書紀に隼人に通訳が付いたとあるが、通訳が必要な部族は隼人だけではなかったはずだ。



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以上のようなことは2007年頃Yahoo!掲示板にID hituji3386 で書いた。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&board=1835208&tid=ffckdc8la4n5af8bb&sid=1835208&action=m&mid=3902

参考:ビジン言語@wikipedia
   クレオール言語@wikipedia




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