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勒島遺跡 1

2005年に釜山を中心に朝鮮半島南部を回った折り、勒島に行った。
というか勒島が釜山旅行の目的のひとつだった。

鳥取県埋蔵文化財センターの「ト骨集積に見る深い関わり」を読んだからだ。

勒島遺跡からは、青谷上寺地遺跡から発見された卜骨集積遺構と同じものが見つかっている…(中略)…勒島は豆粒のような小さな島ですが、ここから出土した土器の量は膨大で、韓国全土で出土した同時代の土器の総量の約十分の一に当たる
http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=46338

平成13年(2002年)の記事なので現在は「韓国全土で出土した同時代の土器の総量の約十分の一」ということはないかもしれないけれど、どんな島だろうと興味を持った。

なんとなく、壱岐とか種子島とかそのくらいの大きさの島のような気がしていた。
ところが行ってみて驚いた。ものすごく小さいのだ。

勒島P1020154 勒島P1020164
左:泗川のタクシー乗り場から支石墓経由で勒島へいった。
  勒島が見えたところで停まってもらって撮った写真。
  稜線を赤くなぞった島が勒島
右:タクシーを降りた場所。帰りは泗川バスターミナルまで歩いて約1時間だった。


googleマップで勒島からズームアウトすると島の規模がよくわかる。
島の真ん中のくびれた部分は幅が300mもないのではないか。
写真モードや地形モードにすると低地に集落があるのがよくわかる。
http://maps.google.co.jp/?ie=UTF8&ll=34.923695,128.037286&spn=0.086232,0.2005&z=17&brcurrent=3,0x60229b5fd61b9511:0x1cb677dbffe07bbe,1



現地に行っても地図で見ても他の島と違う「勒島のメリット」は無いように思われた。

遺跡は陸橋工事で見つかったのだから、あの辺りの島を掘り起こせば到るところに弥生土器が出るのではないだろうか。

勒島の南には勒島より大きな島がたくさんあるし、そちらの方が住みやすそうだ。
勒島に倭人がたくさんいたなら、勒島より南の島にも倭人がたくさんいた可能性が高いのではないだろうか。
というよりそう考えるのが自然ではないだろうか。

次は勒島遺跡と半島側の遺跡の違いに注目してみたい。




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