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お歯黒

ハノイの歴史博物館で手に入れた本を見ていたらお歯黒の写真があった。

IMGP0954_H1.jpg 表紙

IMGP0957_高床 P91 ムオン(ハノイの西75km)

IMGP0956_お歯黒 P93

スキャンするのが面倒でデジカメで撮ったのだけれどやっぱピンぼけだw




お歯黒は明治以降も日本中にあった風習だ。

参考:お歯黒@wikipedia
  >お歯黒(おはぐろ)は明治時代以前の日本や中国南東部・東南アジアの風習で、主として
   既婚女性、まれに男性などの歯を黒く染める化粧法である。
   ● 古墳に埋葬されていた人骨や埴輪にはお歯黒の跡が見られる。
   ● 山海経に黒歯国(『三国志 (歴史書)』魏志倭人伝では倭国東方)


参考:http://www5f.biglobe.ne.jp/~homepagehide3/zatugaku/kesyounorekisi.html">日本の化粧の歴史
http://www5f.biglobe.ne.jp/~homepagehide3/zatugaku/kesyounorekisi.html




「お歯黒」で検索していたら興味深いブログがあった。
こちらも無断引用の是非が分からないので気が引けるが、引用させていただく。

http://mahoroba.exblog.jp/1404151/">日々是好日@まほろば
敦盛とアジア —その1−
http://mahoroba.exblog.jp/1404151/
平敦盛が討死したのもちょうど17歳。…(中略)…源氏との戦いで討ち死した彼の首は、おしろいを塗り、歯を黒く染めていたという。これは、当時、貴族のイカス若者ではやったファッションなのだという。
…(中略)…
江戸時代には、お歯黒、眉抜きは既婚女性の象徴であった。しかし、平安時代には、男が(男も?)お歯黒をしていたのである。



http://mahoroba.exblog.jp/1446506/">敦盛とアジア−その2−
http://mahoroba.exblog.jp/1446506/
東南アジア史学の権威、アンソニー・リードは、15世紀から17世紀の東南アジアでは、歯を削ったり黒くしたりすることが、普遍的な慣習だったと述べている。(ライフログを参照のこと)なぜ白い歯を嫌ったかというと、白い歯は犬の歯を連想させ、さらに悪魔の歯を連想させるからだと言う。(バリ島の踊りに出てくる悪魔をイメージするとわかりやすいかな?)インドネシアなどの島々では歯を削る装飾、タイやビルマ、ベトナムなど大陸の国々では、歯を植物染料で黒くする装飾が好まれた。容貌を意識する若者たちは、歯を漆黒に染めたり、体を清潔にして、甘い香りで魅力的にするよう努力した。金銀、入れ墨、美しい織布で体を飾り立てるのは、男女を問わず。男性もピアスをしたり、黒く美しい髪を長く伸ばすことを好んだという。今風に言うと、「ジェンダーフリー」なファッションだったようである。
…(中略)…
日本の文化とその発展というと、どうも我々はなんでもかんでも中国から来たと考えるか、日本独自と考えるのか、どちらかに偏りがちだと思う。しかし、日本は海に囲まれ、日本人は海洋民族として発展してきたのである。うまく貿易風を利用することを考えれば、東南アジアと文化的交流があったと考えることに無理はないし、実際、豊臣秀吉の時代から徳川政権初期には、日本の最大の貿易相手は東南アジアであり、最大の貿易相手国ではタイであった。当時の東南アジアは、世界の中でも豊かな地域だった。他方、唐時代の中国も、すべての文化を自国内で作り出したわけではなく、周辺の国家から、様々な文化を「輸入」していたこともあったのである。

東南アジアの各地には日本人町が出来、関ヶ原で負けて失業した武士たちが、東南アジアで傭兵として雇われていた時代もあった。文化のやりとりは、東アジアとだけではなかったのである。内陸国家の中国や朝鮮半島に対し、東南アジア諸国は日本同様、海洋国家であり、貿易風を利用した交易で繁栄した地域でもある。日本と共通する文化的要素が存在するのは、歴史的交流や国家の成り立ちからいっても自然だと思う。




同意、同意、大同意だ。
91ページ、ムオン族の高床建物も、高床が低ければ床下を持つ日本の家屋とよく似ている。



http://www.garunimo.com/essay/e16.xhtml">文学ファイター
お歯黒と文化
http://www.garunimo.com/essay/e16.xhtml
チンパンジーは敵を威嚇するとき、前歯を見せます。
「てめー、おんどりゃー。それ以上近付くと噛みつくぞ?」
と言う意味です。

そして、お歯黒文化は、農耕民族が多い東アジアにのみ発達しました。

つまりですよ。お歯黒文化と言うのは、
「私は、あなたに歯を見せて威嚇しませんよ。私はあなたの味方ですよー」
という、和を尊ぶ農耕民族ならではの文化だったのではないでしょうか。




あーーー! 納得だ。

「牙を剥く」のを好しとしない社会。
お歯黒文化は敬語を持つ社会と重なるわけだ。

(※ググったら「歯を剥く」は間違いだと知った。)
http://www5a.biglobe.ne.jp/minnami/link282.htm



そして思う。

学者は大陸や半島とのつながりは研究しても、お歯黒とか抜歯とか刺青については消極的だ。
敬語に至っては言語学者のモラルを疑うレベルだ。
敬語の専門書がないこと

宮内庁が古墳を調べさせないのも問題だ。
と、いつもと同じ愚痴になってしまった・・・m(_ _)m




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