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「阿吽」

「阿吽」というのは「あいうえお」の最初の「あ」と最後の「ん」だと聞いたことがある。
だから狛犬も仁王像も「阿吽」であるのは日本だけだと思っていた。

実際、韓国では「阿吽」でないものの方が多かったし、
中国でも寺や街角で見る獅子で「阿吽」のセットは鞏義で一組見ただけだった。


ところが上野の博物館にある中国の一対の三彩鎮墓獣が「阿吽」形だった。
参考:三彩鎮墓獣(@wikipedia画像検索)


「阿吽」を辞書で調べるとサンスクリット語のア・フームa-humの音写だという。

あ‐うん【阿吽・阿呍】
《梵語のaとhūṃの音写。「阿」は口を開いて出す音声、「吽」は口を閉じて出す音声》
梵字の12字母の、初めにある阿と終わりにある吽。密教では、この2字を万物の初めと
 終わりを象徴するものとし、菩提心と涅槃(ねはん)などに当てる。
2仁王(におう)や狛犬(こまいぬ)などにみられる、口を開いた阿形(あぎょう)と、
 口を閉じた吽形(うんぎょう)の一対の姿。
3吐く息と吸う息。呼吸。
4相対•対比など相対する二つのものにいう語。


思い出した。鎮墓獣は洛陽の景陵の入り口のガラスケースに俑の行列があって写真を撮った。
その先頭にいたはずだ。見ると獅子と人面一角獣が「阿吽」のセットになっていた。・・・。
古代中国もインドの影響を受けていたのだなあと改めて思う。

PC020224.jpg

PC020225.jpg




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