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桜討論より藤井聡氏の冒頭スピーチ書き起こし

今回のチャンネル桜の討論はとても面白かった。

1/3【経済討論】亡国最終兵器 TPPの真実[桜H23/11/5]
http://www.youtube.com/watch?v=buBpYJO3Vro&feature=relmfu

◆経済討論 第20弾!亡国最終兵器 TPPの真実
パネリスト:
 井尻千男(拓殖大学名誉教授)
 片桐勇治(元国民新党広報部長)
 関岡英之(ノンフィクション作家)
 東谷暁(ジャーナリスト)
 藤井聡(京都大学大学院教授)
 三橋貴明(経済評論家・作家)
 山田俊男(参議院議員)
司会:水島総




ツベは11/4アップで再生回数24,423回。(放映日より前のアップなのは?)
ニコニコは11/11/05 23:00 投稿で再生:8,174回。
ニートな2ちゃんねらー日記」はじめたくさんの方が取り上げている。


TPPも問題だけれど、いたく共感したのが藤井聡氏の冒頭のスピーチ。
考古学会のふがいなさもこのことに起因していると思う。

藤井氏の冒頭のスピーチ、22分~27分までの5分間を書き起した。



え~、このTPPの問題については本当にいろいろな点についてですね、論ずべきところがあると思うのですが、まずは全体的な枠組みのところから今日はお話しようかと思ったんですけども、まずはこれはもう当たり前のことではありますけれども、TPPに入るかどうかは国益にかなうかどうか、損か得か、という議論であります。

で、損か得かを考えてみるとですね。ま、メリットが幾ばくかはあるかもしれないですけれども。デメリットが遥かに大きい、危惧がきわめて大きいと、この1点だけでも入るべきではないという。これはもうほとんど証明は終了であってですね。もう実はこれ以上論ずることがなにもないぐらいの話だと思うんですね。

で、その問題はきちんと国民の方にたくさん知っていただくために今日これから3時間きちんと議論していくことが大事だと思いますが、その前にまずフレームとして、こんなに明らかに入るべきではない状況であるにもかかわらず、なぜ国論を二分するほどに、国民の半分が入ろうと、国民のというが国の半分の中枢の人々がですね、入ろう入ろうと言っているということを見るとですね、本当におぞましい構造が、この戦後日本に存在しているということが如実に現れている。

で、もともと日本国家、日本国の中におぞましいものが存在していることは皆さん薄々気付いているところだとは思うんですが、今回ほどそのおぞましさが明ら様に出てきているというのはもう、歴史上始まって以来ではないかというくらいおぞましいものが明らかになって来ているように思うんですね。

で、要するに「政財官学メディア」、この5分野の中に立派な方もおられるでしょうし、そうでないへんてこな方もおられると思うんですけれども、残念ながら僕が想像していた以上にこの5つの分野の中に、どうしようもないヤツがいっぱいおったんやなと、いうことがあぶり出されてきたように思います。

まず、基本的にですね、TPPに入るとみんな、国民が大損するという話ですよね。
あの、韓国FTAの、米韓FTAの話しかりですね。ISD条項しかりで、大損するにも関わらず進めようとしているのはなんでかなと考えるとすよね。

まず政財官学メディアですけれど、まずはこれ当然、企業が儲かります、と。

で、はですね、ちょっとこれ、わたし学ですので、あの皆さん一般にはなかなか分かり難いかもしれませんけど、大学の人間というのはある説を言っちゃうとですね、なんかそれのずっと自己防衛しないといけない、どんどんどんどん、どんどんどんどん、それが正しいというふうに、こう言わないといけない、あの修羅の道っていうんですかね。2度と戻れないところに入ってしまってですね、修羅の道っていうとかっこ良過ぎますけどね、なんかね。もうすごいことになってしまってですね。なんかもう悪魔に魂を売り飛ばすような状況になってしまってですね。

で、自由主義経済っていうのがあって、もう、とにかくこれが正しいんだっていう、もう引くに引けないような精神・・・僕は心理学もやってますんでよう分かるんですけど、もうこの人は引くに引かれへんやろなってとか、思うんです。

で、それで、このTPPっていうのはそれの流れにありますんで、いまここでTPPが批判されると自分の人生が全部崩壊してしまうかもしれないという危機に、精神的に陥っていると思うんです。(※1)

ですから自分の・・・あの財界の方は自分のお金儲けということでありますけど、大学の方は自分のプライドとか自分の何て言いますか、あの、ちっぽけな、ほんまにちっぽけな誇りのためにうわ~と言っている方がいると。

で、界にはそういう方に影響された方がたくさんおられてですね、あの、特定のイデオロギーでとにかく自由主義やらなあかんて、キーって言う人もいるでしょうし、場合によってはま、障壁(?)ってのもあるでしょうし、一番おぞましいのは出世とかですね、そういうものもどうやらあるらしい。

さらにですね、あの、メディアにいたりますと、財界からも当然ながら影響がきわめてあるでしょうし、あの学からの影響も、官からも。官なんか特に影響があるでしょうから。で、あるわけです。

ですから治に関してもメディアと同じようにその、官と財と学からきわめて大きな影響を受けると。

で、本来は政財官学メディアはですね、国民が幸せになるために、今の国民だけではなくて未来永劫この日本の国民が幸せになるために、で、あわよくば世界の人も幸せにするためにどういう仕事をするのかっていうことを考えるためにお金をもらっているはず(※2)なのに、なんか今申し上げた、分けの分からん自分の利己主義というか、なんというか、もうしょうもないもんのためになんか結託してですね、もう政財官学メディアの5大複合体かなんかを作ってですね「TPP推進、TPP推進」ってこう、言っているわけです。

で、そこで「TPP推進」って言うことを通じてですね、誰が損するかと言うと国民がデフレになったり仕事を失ったり所得を失ってですね、みんな不幸になっていくわけです。

これを定義上、僕、辞書に載せてほしいんですけど、こういうのを売国行為というんですね。ですからそれをすすめる人を定義上売国奴と、これBKDさんであるということ、もう間違いないんですね。

で、事実はいろいろとこれから議論する必要があると思うんですけど、まず、全体の構造はこういうストーリーでこのTPP問題というのをとらえておくとですね「この人なんでこんなこと言うてはるんやろ」「あ、この人、こういうつもりで言ってはるんや」ってね、すぐ分かるんで、まずはこういうふうもの、まずは考えた上で議論していくと分かりやすいと思います。



(※1)
以下のような状況の日本の考古学界は特殊だと思う。

 日本の考古学界では、海外をフィールドとする研究者を外国考古、国内の場合を日本考古というふうに色分けをしている。現在、日本にはプロフェッショナルとして考古学で生計を立てているひとが、多く見積もって約5000人いると言われている。アメリカでは500人、オーストラリア200人、東南アジア全体では300人くらいである。それに比べると日本人の考古学者がどれほど多いかがわかる。しかしその反面、外国考古を専門にする日本の考古学者はとても少なく、50人くらいしかいない。
小川英文氏(「調査経営」より抜粋)
http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/kidlat/gyouseki/PresentationPapers/extensionCemter99-2000.htm


○○さんは日本(考古学)を逃げて外国(考古学)に走った」という話を先輩から聞いたことがある。
石野博信氏(「アジア民族建築 見てある記」小学館/2004年 P98)



(※2)
これは性善説に基ずく勘違いだと思う。
政財官学メディアも人が行っているわけで、人は善でも悪でもなく、
みんな生きることに一生懸命なのだと思う。

だから性善説に根ざした民主主義は理想論にすぎないと思う。
清廉潔白な政財官学メディアなどあり得ないし、日本が弱ければ外国から狙われる。
敗戦後、日本はメディアも政治も外国から圧力を受け、外人の浸透がすすんでしまった。




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